仕事で波風立てない上手な「NO」の使い方
ミーティングをサッと切り上げるコツとは!?
社内での打ち合わせは、ともすると時間が長引くものですよね。
終わった後も、意味もなく余計な話が続いて
ダラダラした時間が流れることが多かったりしますね。
もう話すべきことはないし、早く終わらせたいのに、
なかなかその様子がみえない時は、
![タケゴロウ](https://takegorou.net/wp-content/uploads/2020/06/20200619_212350-1-300x248.jpg)
一番簡単で伝わりやすいのは、
打ち合わせ用に配られた書類を
「トントン!」と机の上でまとめたり、
手帳やノートを閉じたりしてみる。
それが何となく合図になって、
上司も「じゃあ、そういうことで・・・」
などと、うまくまとめに入ってくれるはずです。
雑談が長引いたら中座してみる
あなたが先方との打ち合わせの後、
雑談が長引くときがありますよね。
時計をみて「では、そろそろ・・・」
と切り出すのもいいですが、
そうも言いにくい相手に対しては、
トイレに行くなどして
「中座」するという手もあります。
「中座」とは、その場の流れを中断する行為のこと。
そのため、相手にも「そろそろ終わり」
という雰囲気が何となく伝わるわけです。
![タケゴロウ](https://takegorou.net/wp-content/uploads/2020/06/20200619_212350-1-300x248.jpg)
思いのほか効果的です!
そろそろ会社に戻りたいと思ったら、実行してみるといいですよ。
社内の雑用を断るコツとは!?
パソコンをうまく使う
あなたが仕事をとどこりなく進めるためには、
余計な雑用は引き受けないに越したことはないですよね。
ところが、そんなふうに思っているときに限って、
上司から雑用を振られるもの。
そもそも、上司が何となく席を立って
キョロキョロ見回しているようなときは、
誰かヒマそうな人に雑用を頼もうとしている可能性大です。
そんな時、上司から「ヒマ人」とみられないためには、
パソコン画面に、打ちかけの書面や
表計算などの画面をさりげなく出しておくといいです。
ちょっとしたことですが、
パソコンに向かってキーボードを叩いていれば、
とりあえず何やら忙しそうにみえます。
![タケゴロウ](https://takegorou.net/wp-content/uploads/2020/06/20200619_212350-1-300x248.jpg)
これ以上、仕事を押し付けられたくないと思ったときには、
意外と効果がありますよ。
資料を広げて「忙しさ」をアピールする!
「自分の仕事でいま忙しいので、仕事をこれ以上もってこないでください」
あなたがこれをさりげなくアピールするもう一つの方法は、
最近の仕事にかかわる資料や雑誌のコピーなどを、
雑多に机の上に広げて置いておくのです。
たとえば、企画を練ったりするような、
クリエイティブな仕事をしているときなどは、
あなたは一生懸命考えていても、
周りからはヒマそうにみえるもの。
だからといって、
雑用を頼まれては、あなたの仕事が進まなくなります。
自分のペースを守って仕事をしたいときは、
なるべく「忙しそうな机の上」を演出してみることです。
![タケゴロウ](https://takegorou.net/wp-content/uploads/2020/06/20200619_212350-1-300x248.jpg)
いろいろな物を置いておきましょう。
先輩や上司がパッと見たときに、
「なんだか、忙しそうだな」と思わせることができればシメたものです。
雑用に振り回されない報告のコツ!
やらなければいけない仕事が山積みしていると、
しだいに気分が滅入ってきますね。
こんなとき、
上司から別の仕事を振られてはたまったものではないので、
先手を打っておくといいです。
上司に、自分の仕事で今いかに忙しいかということを、
さりげなくアピールしておくのです。
仕事内容については普段からこまめに報告しているはずだが、
そういう時は進捗状況だけを端的に告げているはずです。
そうではなく、たとえば上司と飲みに行ったときなど、
あなたが今関わっている仕事の重要性や忙しさについて、
さりげなく語っておくのです。
お酒の席だから細かい話は覚えていなくても、
上司の心に「あいつはいい仕事をしっかりしている」
という印象が残ればシメたもの。
ならば、雑用はほかのヤツにやらせるかと、上司も思ってくれるはずです。
雑用は条件設定してうまく回避する!
仕事をテキパキこなす人は、
同僚や先輩から、企画書を作ってほしいとか、
これについて調べてほしいなど、
周りから頼りにされることが多い。
デキる人に仕事が集中するというのはよくあることで、
決して悪いことではないが、
頼まれる仕事をすべて受けていては身がもたないですよね。
![タケゴロウ](https://takegorou.net/wp-content/uploads/2020/06/20200619_212350-1-300x248.jpg)
条件をつけて、その仕事を相手に差し戻すのです。
たとえば「○○について調べてほしい」といわれた場合、
「いま忙しくて」とは断りにくいですね。
そこで「調べる項目をもう少し絞り込んでくれませんか」のように、
条件をつけて相手にいったん差し戻すのです。
これで、その仕事が再び戻ってくるまで時間ができるわけです。
ところが実際は、そうやって1度戻すと、
再び自分のところに戻ってくることはめったにありません。
なので、余計な仕事を抱えずにすんで一件落着というわけです。
断るときは「冷却期間」をおく!
どんな場合でも、相手に「NO」というのは、
「YES」というより難しいものです。
誰でも、「NO」と言われれば、
多少なりともムッとするのが人間の心理です。
相手を不愉快にさせずに断る意思をハッキリ出すには、
ちょっとしたコツがあります。
![タケゴロウ](https://takegorou.net/wp-content/uploads/2020/06/20200619_212350-1-300x248.jpg)
例えば、取引先から頼まれた仕事が
絶対にできないということがその場で分かったとします。
しかし、だからと言ってすぐに「NO」と言ってしまっては、
先方との仕事があとあとやりにくくなる可能性は高いですね。
そういう時はなるべく「NO」になりそうな雰囲気だけを、
その場に漂わせておきます。
そして、社に戻ってから半日くらいの時間をおいて、
そこではじめて「NO」というのです。
すぐに「NO」といっては、
ケンもホロロという印象を与えてしまうものですが、
時間をおいてからの「NO」なら、
相手もすんなり納得してくれるはずです。
取引先の機嫌を損ねない抗議法!
仕事での人間関係は、いつの時代も悩みのタネですよね。
とくに気を付けたいのが、先方に抗議をするとき。
そこで信頼関係がくずれると、
あとの仕事に響いてくるので、
抗議は慎重なうえにも慎重に行うことです。
まず、その場の感情にまかせて、
相手をキツク責めるような言い方をしてはいけません。
抗議された方が悪いとしても、
相手はそれで心を閉ざしてしまうからです。
抗議をするときのポイントは
「NO」というときと同じように、
その場ですぐ伝えないこと。
![タケゴロウ](https://takegorou.net/wp-content/uploads/2020/06/20200619_212350-1-300x248.jpg)
口頭ではなく、手紙で伝えるのです。
仕事をとどこおりなく進めるためには、
自分の感情はうまくコントロールしたいものです。
手紙は、怒りの感情を冷却させるには恰好の方法なのです。
仕事で波風立てない上手な「NO」の使い方 まとめ
- ミーティングをサッと切り上げるコツ
- 雑談が長引いたら中座してみる
- パソコンをうまく使う
- 資料を広げて「忙しさ」をアピールする
- 雑用に振り回されない報告のコツ
- 雑用は条件設定してうまく回避する
- 断るときは「冷却期間」をおく
- 取引先の機嫌を損ねない抗議法
いかがでしたでしょうか。
この記事では僕が今までビジネスで経験してきたことやセミナーなどで学んできたことをお伝えすることによりあなたの抱えている悩みの解決に少しでも参考にしてもらえればと思い発信しています。
関連記事
![](https://takegorou.net/wp-content/uploads/2020/03/austin-distel-wD1LRb9OeEo-unsplash.jpg)
スキマ時間で資格取得↑↑↑↓↓↓
![](https://takegorou.net/wp-content/uploads/2020/03/office-1081807_640.jpg)
最後まで読んで頂きありがとうございました!