
今すぐ会社を辞めたい…
会社を辞めたいが辞めさせてくれない…
上司や会社の人と顔をあわせずに辞めたい…
退職代行サービスを利用したいけど、トラブルやリスクが気になるし…
そもそも本当に退職できるのかが良くわからない…。
このようなお悩みに転職経験が5回(多い(;^_^A)あり、
退職代行についての記事を100本以上読んできた私が、
退職代行でのトラブル7つと、失敗した場合の予想できる3つのリスク、
失敗を極力抑えるための効果的な5つの方法をご紹介します(^^)
・退職代行サービスのトラブル、リスクを知りたい人
・円満に退職できる退職代行サービスを知りたい人

退縮代行サービスとは簡単にいうと、
本人に代わって会社に退職の意思を伝え、
スムーズに退職できるように仲介するサービスのことです。
退職代行サービスで実際に起きたトラブル7選
トラブル①:お金を振り込んだら連絡がとれない
費用をちゃんと振り込んだのに、退職代行サービスが実行されないという詐欺被害もゼロではありません。

そもそも会社が存在していたのかも怪しいケースです。
しかし、最近では退職代行サービスを行う有名企業の数も増え、
口コミも蓄積されてきています。
詐欺被害に遭わないためには、会社の存在がきちんと確認でき、実績・評判が良いサービスから選ぶようにしましょう!
トラブル②:退職代行実施後に業者と連絡が取れない
業者が退職届を提出した後に急に連絡が取れなくなり、アフターフォロー一切なしというトラブルも報告されています。

原因としては、契約内容をよく読まずにリーズナブルな価格に惹かれて申込むということが考えられます。
退職届を提出したら終わりなのか、離職票をきちんと受け取るまでサポートしてもらえるのか、必ず事前に確認してから申込むようにしましょう!
トラブル③:執拗な引き止めにあう
会社と直接やり取りしたくないからわざわざお金を払ったのに、利用者をきちんと守ってくれない退職代行業者もあるようです。
そもそも正社員であっても非正規労働者(契約社員・アルバイトなど)であっても、法律で定められているタイミングで退職の申し出をすれば必ず退職が認められるのがルール。
しかし、退職届の受け取りを拒んで執拗に引き止めてくるブラック企業も少なくありません。
労働者による退職の申し出を受理せず、本人の意思に反して強制的に働かせる行為は“在職強要”といって、労働基準法第5条(強制労働の禁止)違反となる可能性があります。

何かと理由をつけて法律すら無視する常軌を逸したブラック企業に対して、退職代行業者では手に負えなくなることもあるようです。
弁護士ならば、法律知識を持ち出して理路整然と説き伏せることができるでしょうから、企業側が手強いケースでは最初から弁護士に依頼することをおすすめします!
トラブル④:社員が自宅に押しかけてくる
上記よりもさらに悪質なケースです。
退職の意思表示をした従業員の自宅にまで押しかけて「辞めるな」「辞めたら○○するぞ」と脅迫・懇願・説得……。
そんなストーカーまがいの行為をしても、従業員の心は離れていくばかり。ますます退職の決意が固くなるだけでしょう。
「帰ってください」と伝えているのに自宅から立ち去らない場合は、「不退去罪」(刑法第130条)が成立する可能性があります。

実際にあった事例では、退職代行業者が「警察を呼びますよ」と伝えると、ようやく帰っていったそうです。
最初から弁護士に依頼して間に入ってもらえば、こういった事態を未然に防ぐことができるかもしれません。
法的紛争の実務経験が豊富な弁護士は戦い慣れていますので、相手の攻撃に対しても、
即座に法律上の根拠を挙げながら冷静に対応してくれるからです。
トラブル⑤:車で追い回される
「退職しようとする社員を企業が車で追いかけまわした」という衝撃的な事例もあります。

追いかけまわして捕まえたところで、退職の意思表示をした従業員を強制的に働かせることは法律上できません。
前述の通り、労働基準法第5条で“強制労働の禁止”が定められているからです。もし違反すると、会社側は刑事罰を科される可能性もあります。
このような常軌を逸した行動をとる理由としては、そもそも企業側に「違法行為である」という認識が抜け落ちていることが考えられます。
やはり弁護士が最初の段階できちんと法律的な説明を行い、会社はいかなる場合も従業員の退職の意思を尊重しなければならないというルールを理解してもらうのが一番ではないでしょうか。
トラブル⑥:会社の顧問弁護士が出てくる
退職代行サービスに依頼したところ、会社の顧問弁護士が登場。百戦錬磨の弁護士に、口八丁手八丁で説き伏せられてしまったという事例も報告されています。

法律トラブルにおいて、無資格者VS.弁護士は丸腰で戦うようなもの。
相手側からも「弁護士を立ててくれないと交渉できないよ」と話し合いを拒否されてしまい、退職が遅れる可能性も。退職条件の交渉ができるのは、弁護士だけだからです(弁護士法第72条)。
もっとも最近では、法律上有効に交渉を行うために、労働組合に組織変更する退職代行サービスも登場しています!
トラブル⑦:非弁業者に依頼するのが一番の原因
退職代行サービスに関するトラブルの主な原因としては、“非弁行為”のリスクが挙げられます。
「弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、異議申立て、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない」
弁護士法第72条
と、明記されています。
退職の意思を本人の代わりに伝える、私物の回収、貸与品の返却だけなら資格がなくてもできますが、退職条件の交渉や訴訟手続きは弁護士にしかできません。

最近では多くの退職代行業者も“非弁行為”には慎重になっていて、弁護士と提携したり、労働組合に組織変更したりと対策を講じています。
利用を検討される場合は、非弁リスクを考慮しながら慎重に判断してください!
退職代行が失敗した場合の予想できるリスク3つ
リスク①:退職そのものができない
評判がよい退職代行業者は、退職成功率100%を謳っている企業がほとんど。
これらの業者は、退職に関する法律知識もきちんと抑えた上で適切に手続きを行っているようです。
実績が積み上がるほどノウハウも蓄積され、高い成功率を維持できるでしょう。
しかし、
知名度が低く実績も不透明な業者の場合は、退職そのものに失敗するおそれもあります。
安さだけで判断せずに、必ず口コミも確認するようにしましょう!
リスク②:会社から損害賠償請求をされる
「あなたが退職したら会社に損害が発生する」「新人研修の費用を返してもらう」などといって、損害賠償を請求されることもあるようです。
法律にしたがって、正当な方法で退職した場合には、原則として損害賠償を請求できません。
ただし契約期間の定めがある労働者の場合、やむを得ない事由がないにもかかわらず途中で職務を放棄すると損害賠償を請求される可能性があります。
正社員の場合でも、退職2週間前までに退職を申し出るルールに違反すると損害賠償を請求されるリスクが生じます。
過去の判例では、入社1週間で出勤しなくなった労働者が損害賠償の支払いを命じられたことがあります(ケイズインターナショナル事件:平成4年9月30日東京地方裁判所判決)。
このように損害賠償を請求される可能性はゼロではありませんから、注意が必要です。
リスク③:社内でパワハラやいじめを受ける可能性あり
「退職代行を行った際に起きた実際のトラブル」の最後に紹介した事例のように、業者が弁護士に言いくるめられて退職に失敗、再び出勤することになることも予想されます。
もしそうなったら、ほとんどの人はパワハラ・いじめを心配するでしょう。
退職代行サービスですら退職できないようなブラック企業は、慢性的な人不足に陥っている可能性が高いです。
そのような企業では、退職しようとした人が「自分だけ逃げようとした裏切り者」として扱われることが多いもの。

万が一退職に失敗すれば、パワハラ・いじめの被害を受けるかもしれない。ご自分の身を守るためには、最悪の事態まで想定した上で慎重に行動をとるべきです。
退職代行サービスで失敗しない為の5つのポイント
ポイント①:代表者の連絡先が記載されている
冒頭の「退職代行を行った際に起きた実際のトラブル」で紹介した2つのトラブル「お金を振り込んだら連絡がとれない」「退職代行実施後に業者と連絡が取れない」を防ぐためのポイントです。
まず退職代行サービスのホームページを確認してください。ちゃんとした会社が運営しているサービスであれば、必ず運営会社が明記されているはずです。
さらに“会社概要”の欄に、“代表者氏名”“所在地”“電話番号”などが記載されているかもチェック。電話番号や所在地が記載されていたとしても、油断は禁物です。

できればグーグルで検索をかけて、オフィスの実態があるか確認するのがお勧め。詐欺を働く会社の中には、レンタルオフィスを悪用しているケースもあるからです。
ポイント②:顧問弁護士の存在が確認できる業者を選ぶ
顧問弁護士を置いている退職代行業者であれば、非弁行為などの違法行為のリスクが低いと考えられます。

しかし顧問弁護士がいるからといって、必ず安心と言い切れる訳ではありません。
顧問弁護士の助言を無視して、スタッフが勝手に交渉や法律相談などの業務を行っている可能性もゼロではないからです。
ポイント③:依頼時にどう対応してくれるかを確認
申込みをして費用を払い込むまでに、まず必ずサービスの範囲を確認するようにしましょう。
信頼できる退職代行業者は、必ず最初に“自分たちのできること・できないこと”をハッキリと伝えてくれます。

サービス内容について曖昧な部分があれば、こちらからも「〇〇はしてもらえますか?」と質問するようにしましょう。
ちなみに“未払い残業代請求”、“パワハラなどの慰謝料請求”、“退職時期の交渉”、“有給消化の交渉”などを業者が行うと、非弁行為となります。
ポイント④:料金や値段が明確になっている
サービス内容だけでなく、料金システムも明確である業者を選ぶようにしましょう。

これは退職代行に限らずどんなサービスにも言えることですが、あらかじめかかる費用がはっきりわからないと信用できるサービスとは言えません。
ポイント⑤:退職代行を請け負う弁護士に依頼する
退職代行サービスならではのメリットもたくさんありますが、たえず非弁行為のリスクを心配しながらサービスを利用するぐらいなら、初めから弁護士に依頼した方が良いのではないでしょうか。
退職代行サービスでトラブルが発生してから弁護士に引き継ぐよりも、時間と手間を省ける可能性があるからですね。

次の章では、当ブログオススメの退職代行サービスをご紹介していきますね!
退職代行サービスのおすすめはどこ?
当ブログオススメの安心して任せられる退職代行業者は2社あります!
退職代行を利用するなら、このどちらかにしましょう!
退職代行SARABA
退職代行SARABAの場合は労働組合ですが、
労働組合は「労働組合法」という法律で守られ「団体交渉権」を使えます。
つまり退職代行SARABAは会社との交渉が可能であり、
会社がこの交渉を拒否することは違法になります!
労働組合ができること
大前提として、交渉ができるので退職代行をすることに違法性はなくなります。
- 退職日の調整
- 有給消化の交渉
- 未払い給料や残業代などの金銭の請求
- 退職後に書類を郵送して貰えるように交渉 例)離職票、雇用保険被保険者、源泉徴収票、年金手帳
- 退職したら損害賠償だと言われた場合の対応

どれも退職する時に、解決したい問題ですよね。
特に書類関係が大きなメリットだったりします!
退職後に自分で何回も会社に電話をする必要があるとか想像してみて下さい…。
メッチャ嫌ですよね(>_<)
弁護士法人みやび(旧:汐留パートナーズ法律事務所)
弁護士法人みやび(旧:汐留パートナーズ法律事務所)の退職代行サービスとは、弁護士事務所である汐留パートナーズ法律事務所が行う退職代行サービスです。

退職代行サービス会社は最近増えていますが、民間の業者であればトラブルになることも考えられます。
汐留パートナーズ法律事務所の退職代行サービスであれば、非弁業者と異なり、法律的に対処するのでトラブルになることはないのが特徴です!
また弁護士事務なので、有休消化・残業代などの未払い賃金・退職金回収も可能です。
「弁護士法人みやび」と「退職代行SARABA」を表にすると。
弁護士法人みやび | SARABA | |
費用 | 55,000円 | 24,000円(業界最安値クラス) |
追加費用 | 未払い給料などの交渉をした場合は、そこで得る金額の20%が成功報酬として追加 | なし |
返金保証 | なし | 退職失敗したら全額返金 |
営業時間 | 10:00~21:00 | 24時間 |
即日対応 | 可能 | 可能 |
返信速度 | 普通 | メチャクチャ早い |
支払方法 | 銀行振込のみ | 銀行振込、クレジット どちらも対応 |
対象エリア | 全国 | 全国 |
公式サイト | 退職代行SARABA |
退職代行を利用するなら退職代行SARABA
より安全に退職したい、会社に裁判を起こしたい時のみ弁護士法人みやびに依頼。
このような基準で選ぶのが良いかと思います(^^♪
退職準備がまだの場合は...

おすすめの退職代行業者が分かったから、利用を検討しようと思うだけど…
でも、まだ転職の準備ができてない…。
退職って面倒くさいんですよね。
会社との退職に向けての交渉だけでなく、転職のことも考えないといけないですから。
まだ会社を辞めようか迷っている段階なら、
まずは転職先を探すことから始めた方が、退職した時のリスクを少なくできます。
転職活動って時間がかかるので、徐々に金銭的/精神的な余裕が無くなってしまい、
転職条件に妥協してしまいがち。
なので、

転職サイトと転職エージェントのいくつかに無料登録だけでも最低限しておきましょう。オススメを載せておきます(^^)
おすすめの転職サイト
以下は、どれも案件数が多い転職サイトです。
転職サイト:リクナビNEXT
転職エージェント:マイナビエージェント
転職エージェント:【DODA】
とはいえ、
ストレスでこれ以上は無理!今すぐ会社を辞めたい
って場合は、無理をせず今すぐ退職代行SARABAや、弁護士法人みやびに無料相談しましょう!

「転職準備」「会社でのストレス」のダブルパンチで体調を崩すくらいなら、
会社を辞めて心身ともに回復してから、ゆっくりと転職活動すればいいですからね!
退職代行のトラブル まとめ

人気上昇中の退職代行サービスですが、
非弁行為のリスクに注意が必要です!
退職代行を依頼すれば、そのような心配はありませんよ!
最後までお読みいただきありがとうございました!