スギやヒノキの花粉症をお持ちの方が、一年で一番憂鬱になるのが春・・・。
冬から春への移り変わりの季節って、気温差が酷かったり大変なこともあるけど、気持が良い季節・・・のはずなのに!
かく言う、私も花粉症持ちの1人です(泣)
でもこの季節、「花粉症なので!」と家に引きこもっているわけにもいかず。
少しでも快適に過ごしたいので、一日のうちで注意する時間帯や、雨の日でも花粉は飛んでいるの?などなど、気になったことを調べてみました!
花粉の飛ぶ量が多い時間帯は?1日のうちでいつ?
結論から言いますと、1日のうちで花粉が多い時間帯は、
・お昼前後!
・夕方~日没後!
基本的にはこの2つの時間帯が、花粉が多いと言われています。
その理由は・・・
お昼前後に花粉が多い理由!
午前中に気温が上がると、スギ(またはヒノキなど)が開花して花粉が放出され始めます。
大量に花粉が放出されるスギ林から、人の多い都市部まで花粉が届くのに時間がかかると言われています。
確かに、花粉が放出された瞬間に、そこらに充満するわけではありませんからね。
花粉が放出されてから風に乗って都市部に到達するまで、と考えると、ちょうどお昼ごろになるのだそう。※(風が強かったり弱かったりの気象条件にも左右されます)
夕方~日没後にも花粉が多い理由!
夕方以降にも花粉が多くなるなんて意外!と思いませんか?
どうやらこれは、日中、上空に舞い上がった花粉が、気温の低下と共に落ちてくるからなのだそう。
それがちょうど、夕方~日没後にかけて。お仕事されている方は、帰宅の時間に重なってしまいますね。
なので夕方以降も外を歩く時にはマスク・メガネ等の花粉症対策をしっかりされることをオススメします!
お昼前後はやっぱり!という感じですが、夕方~日没後というのはチョット意外でした。
ちなみに朝の飛散量は、1日のうちでもかなり少なめ。湿気も多いので、前日の花粉が地面に落ちたまま、まだ舞い上がっていないことが多いのだそう。(朝から風が強い日は除く)
夜間は花粉が飛んでないというイメージがありますが、それは間違いで、日中に飛散して地面に落ちていた花粉が夜の風で舞い上がっていることも多いと言われています。
最近は夜洗濯をする方も増えていますが、夜だからといって洗濯後に外に干してしまうと、結局花粉がついてしまうことになるのだとか。
つまり、花粉の時期は一日中花粉の脅威にさらされているので、対策を怠ってはダメということですね(泣)
花粉は雨の日でも飛んでいる!?
調べたところによると、残念ながら、雨でも花粉は飛んでいます・・・。
とは言っても、晴れの日と比べると少ないは少ないのですが。
雨の日で一番花粉が多いのは雨の降り始め。
この時、空気中に舞っていた花粉が雨によって落とされる(雨に付着して落ちて来る)ので、症状が出やすくなると言われています。
花粉症の方は、雨の日でもマスクやメガネなど普段通りの対策をしてお出かけすることをオススメします。
ちなみに翌日が晴れて気温が高いと、雨で飛ばなかった前日分の花粉も一緒に放出されることがあり、花粉の飛散量が一気に増えるのだとか!
その上、雨のために地面に落ちていた花粉が乾いて空中に舞ってしまうので、花粉の量が恐ろしい事に。
ホント辛いですよね…。
花粉飛散量の多い日と時間帯!
花粉の飛散量が多いと言われている日をざっと挙げさせて頂くと、
・天気が良い
・湿度が低い(乾燥)
・風が強い
・雨の翌日(晴天)
などです。
最悪なのは『天気が良くて(気温が高い)、湿度が低くて(乾燥している)、風が強い日!』
特に春一番などの強風が吹く日は、土埃や黄砂も一緒に襲いかかってくるので、ホントもう、最悪です!
こんな日のお昼前後や夕方~日没後は、可能でしたら外出を控えられると良いと思います。
花粉症のセルフケア
外出時の注意事項
マスクやメガネを着用し、花粉を体内に入れないようにすることが大切です。また気象庁などが発信する花粉情報もチェックし、あまりに飛散が多い日は外出を控えるのも方法ですね!
帰宅後の注意事項
帰宅時は家へ入る前に衣服を払い、付着した花粉を室内に持ち込まないように気をつけましょう。手洗い、洗顔、うがいは念入りに!
また、スギやヒノキ花粉の時期は、洗濯物を極力部屋干ししたり、衣類乾燥機にかけるなどして花粉の付着を避けましょう。
日々の体調管理も大切です!
ストレスや睡眠不足、飲み過ぎなど、免疫力の低下は花粉症を悪化させると考えられているそうです。花粉の時期は特に体調管理に気をつけましょうね。
花粉の飛ぶ量が多い時間帯は? まとめ
1日のうちで花粉が多い時間帯は・・・
- スギ林から放出された花粉が都市部に到達するお昼ごろ!
- 空中に舞った花粉が落ちて来る夕方~日没後!
雨の日でも花粉は舞っている(晴れよりは少ない!)ので、普段と変わらない対策を!
また、雨の降り始めや、雨の翌日が晴天の時は飛散量が多くなる傾向にあるので要注意。
ちなみに、1日のうちで花粉症の症状が重いと実感するのは寝起きという方も多いそうです。
かくいう私も、夜間、目が覚めるたびに鼻をかんで寝ては、また鼻づまりが苦しくて起きる・・・という無限ループに苛まれていました。
私の場合、花粉の時期で一番つらいのはこの夜間~寝起きです・・・。
最後まで読んで頂きありがとうございました!