
自分や家族を守るための方法が知りたい…
家庭でできる感染症対策ってなんだろう…?
この様な疑問にお答えします!気になる予防法を調べました!
感染予防にはマスクより「手洗い」が効果大!
マスクで感染症を予防することはできません。
現在、新型コロナウイルス感染症に対する不安から、
マスクが品薄になったり品切れになったりしているようですが、
新種のウイルスはもちろん、
従来のインフルエンザの流行がマスク着用だけでは防げないという報告や風邪・インフルエンザに対するマスクの予防効果はないという報告もあります。

そもそも正しいマスクのつけ方ができていない方も多いようです。
空気の流れは抵抗のないところから入ってくるため、鼻をしっかりと覆えていなかったり、
顔にフィットしていなかったりと、間違ったマスクのつけ方ではかえって感染リスクを高めてしまうほどなのです。
もちろん、飛沫感染および一部の接触感染には、
マスクの効果が全くないわけではありません。
他人の咳やくしゃみで飛ばされたつばや痰がマスク表面に付着すれば、
口や鼻の粘膜に直接付着することは防げます。
また、ウイルスが付着した指先で顔や口元を触ることで感染してしまうケースは少なくありませんが、
マスクで鼻と口を覆っておくことで、うっかり手で触りにくくなるという意味では、感染予防に役立つとも言えるでしょう。
しかしたとえ高機能のマスクをつけていたとしても、ウイルスは目の粘膜からも感染しますので、マスクにこだわっても感染リスクをゼロにすることはできないのです!
どちらかというと、
マスクは「咳エチケット」の一つとして重要で自分を防御するというよりは、
自分の咳やつば、鼻水をまき散らすことで
「他人に感染させない効果」の方が大きいのです。
もちろんウイルスが付着した状態で使用したマスクを放置してしまっては、
感染の危険性はありますので、使い方には工夫が必要です。
感染予防効果が高いのは、手洗い・手指消毒!
それでは、マスク以上に感染予防に役立つものは何でしょうか?
それは、
手洗いです!
手洗いや手指消毒などの「手指衛生」は、感染予防にとって一番大切なものなのです。
手指衛生は、全ての医療行為の基本でもあり、感染防止に
一番おおきな役割を果たすものとされています。
医療者向けに書かれた
WHOの『あなたの手指衛生の5つの瞬間』でも、
「患者に直接接触する前」
「無菌操作をする前」
「体液曝露リスク前」
「患者に接触した後」
「患者の環境に触れた後」
と、かなり細かく頻回に、
手指衛生をすべきタイミングが示されています。
特に、お子さんの場合、手洗いにより、呼吸器感染症、上気道感染症の発生率が減少しているという報告もあるようです。
上記のマスクでの予防を併用したいという方も、
そもそも手指にウイルスが付着した状態でマスクをつけてしまっては、
そのタイミングで感染してしまうこともあるわけですね。

感染予防に効果大 正しい手洗いの方法とは?
正しい手洗いの基本は
「30秒以上、流水でおこなう」
ことです。
手洗いはちゃんとしているよという方も、
しっかり30秒以上洗えている方は少ないのではないでしょうか。
それでは以下の手順でしっかり30秒以上手洗いをおこないましょう!
正しい手洗いの手順
- 石けんを泡立てて、手のひらをよくこする
- 手の甲を伸ばすようにこする
- 指先、つめの間を念入りにこする
- 両指を合わせ、指の間を洗う
- 親指を反対の手でにぎり、ねじり洗いする
- 手首も洗った後で、最後によくすすぎ、その後よく乾燥させる
感染予防は、帰宅したらまず手洗い!
室内でもよく触るものに菌やウイルスを付着させないように、外出から帰宅したときは、
真っ先に手洗いをしっかりとしましょう。
その上でうがいをするのもさらに良いでしょう。
皮膚にはバリア機能があるので、傷がなければウイルスも体内に入りにくいですが、
粘膜からはどうしても感染が起きやすいです。

正しい手洗いで手指衛生を徹底し、感染予防を行いましょう!
感染予防にはマスクより「手洗い」が効果絶大 まとめ
いかがでしたでしょうか?
『マスクをしているから大丈夫!』ではないんですよね。
正しい手洗いをしっかりと行いウイルス感染を防ぎましょう!
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